大阪市鶴見区諸口の女医のいる歯医者さん

歯の色が灰色だったコンプレックス

皆さんは歯に関して色々と悩んでいて
怖いとか痛いとか時間が掛かるとか
そのような悩みを抱えてしまうと思います。

今日は私自身が経験をした歯に対する悩みについて
ちょっとお話をさせて頂きます。

私は永久歯が生えてきてから歯に対するコンプレックスがありました。

それは歯の色が灰色だった事なのです。

原因は、子供の頃に喘息とアレルギーがあり
抗生物質をよく服用していたことで、
服用していたのはテトラサイクリン系の抗生物質により、
歯が灰色や黄色になる歯になってしまっていたのです。

テトラサイクリン系の抗生物質は、
かつて風邪薬のシロップに使われており、
日本では昭和40年代に多量に使われていましたので、
この年代に生まれ育った人にはテトラサイクリンで変色した歯が多く見られます。

さらに、私はもう一つエナメル形成不全もありました。

歯が生えてきた時にはエナメル質が不完全で黄色い歯をしていました。

エナメル形成不全は原因は定かではありませんが
熱性疾患や外傷、薬剤等が原因とされています。

そのため歯の色が悪く周りから言われて気にしていたり
歯の治療も大概の事は自分自身で経験しており偉そうには言えませんが
顔が腫れるぐらい歯を悪くした事もありました(笑)

そんな私が歯医者になった訳ですが、
歯の悩みを自分だけで抱えずに、
まずは歯医者に相談して
そこの歯医者、スタッフと一緒により良い治療を検討する事をお勧めします。

少しでも自分の歯を大切にしたいですよね。